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マイカーにMT車という選択肢

      2015/07/11

「MT車にすごく憧れるけど、いろいろ不安だし現実問題AT車かな~」
と悩まれていませんか?
私もMT車を買う前はかなり悩みました。
ここではMT車をマイカーにしたい方の不安を少しでも取り除けたらと思います。
ところで、

MT車に興味はありますか?

興味があればMT車という選択肢は全然ありだと思います!
MT車は自分の操作がダイレクトに車に伝わり、車と一緒に走っている感覚が本当に楽しい車です。
また、運転技術次第ではカタログ以上の燃費を出すことや
AT車以上の乗り心地を実現することも可能です。

GDフィット

私は初のマイカーとして初代フィット(GD3型)のMT車を選びました。
どうせ買うならレンタカーで乗れない珍しい車を買いたい!という気持ちから思い切ってMT車を選んでみました。
MT車は自動車学校以来で7年ぶり!
納車時は期待と不安をふくらませながら受け取りに行ったことを覚えています。
今、このフィットは私を道中も楽しませてくれる旅の相方です。
それでは、MTを検討している方が不安や疑問に思うことについて私なりに回答していきたいと思います~

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■しばらくMT運転していないから坂道発進が不安です

坂道大丈夫です。慣れです。
クラッチのつながる位置が自然と体で覚えてきます。
そうすると瞬時に発進することも難なくできます。

免許を取得できたということはなにも問題無いはずです。
私も7年ブランクがありましたが、体が覚えていてすぐに慣れました。
MT車が主流の時代は免許取りたての若者から、おじちゃんおばちゃん、おじいちゃんおばあちゃんまでMT車をマイカーとして乗っていました。
あなたにできないはずはありません。

 

■MT車は実燃費がいいの?

フィット燃費

燃費は良くも悪くもなります。

同じ車種で同じカタログ燃費の場合、
AT仕様、MT仕様で比べるとMTの方が実燃費は上回る場合があります。
なぜ「上回る場合」と表現するかというと、
MTは運転手の技術によって燃費が大きく変わることがあります。

また、MT車ではカタログ燃費より実燃費が良くなることはよくあります。
なぜなら、AT車とMT車ではカタログ燃費の計測方法が異なるからです。
カタログ燃費計測はシャーシダイナモという機材の上に車を載せて、タイヤを負荷をかけたローラの上で回して計測するそうです。
この時、AT車はそのまま転がすのですが、経過時間、速度やギアポジションを指定され行うようです。そのため実際の運転ではありえないような回転数で回すことになり、カタログ燃費が実燃費より劣ってしまうということになります。

ちなみに、私のフィットはカタログ燃費が19km/lであるのに対して、
平均で20km/lはあたりまえです。
流れのいい状況だと24km/lを叩きだしたこともあります。

 

■MT車って乗り心地悪いのでは?

フィット車内

乗り心地は良くも悪くもなります。

MT車のタクシーやバスに乗るとガックンガックンすることがありますよね。
これは変速ショックによるもので、ギアを変えてクラッチをつなぐ際に発生します。これはMT車だけでなくAT車でも変速ショックは少なからずあります。
これも運転技術次第ではATより変色ショックをなくすことはできます。
タイヤとエンジンの回転数を合わせるように少しアクセルを踏みながらクラッチをそっとつなぐと変速ショックはほとんど無くつなぐことができます。
運転技術次第で乗り心地も変わるところはMT車の面白いところですね。

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■MT車はAT車に比べて維持費が高いんじゃ?

タイヤ自動車税や自動車重量税はATもMTも基準は同じなので差はありません。

その他の維持費としては
AT車はATF(ATオイル)の交換が定期的に必要となります。
MT車でいうところのクラッチにあたるところのオイルです。
40,000km毎に交換が必要となり、1万円程度するようです。

一方MT車はクラッチの交換が必要となります。
これは定期的に交換が必要というわけではありませんが、
クラッチの密着部分が痛むことにより交換が必要となります。
100,000kmで交換となる人もいれば150,000km超えても交換しなくていい人もいるようです。部品代は10万円超えするようです。

クラッチがすり減る原因としては半クラで密着部分をこすることによるものです。これについても乗り方次第で、半クラを素早く済ませることがクラッチを長く持たせるコツとなります。

■MT車って選べる車が少ないの?

カタログ確かに少ないです。
街中でMT車を見かけることは少なくなりました。
MT車の割合1980年台には51.2%あったものが、今現在はAT車が多く普及してMT車の割合は1.5%という少数派になってしまいました。
それに合わせて車メーカーもMT車をあまり作らなくなってきています。
MTが主流の外車メーカーも日本ディーラーで販売するのはATばかりという状況に…

ですが、調べてみるといろんな車種があります。
クーペタイプは各メーカーからは今でも多く発売されています。
86やBRZ、CR-Zなどカッコイイクーペもたくさんあります。

コンパクトカータイプはどのメーカーからもMT仕様は発売されているようです。フィットやスイフト、マーチ、ヴィッツなど日本を代表する低燃費で良い車にもMT車はあります。

いい大人が楽しむ3ナンバークラスでは車種は少なくなりますが、
BMW320iセダンやマツダアテンザなんかも高級感も燃費も良くて憧れますね。
SUVタイプとしてはマツダのCX-5やCX-3も注目ですね。

調べてみるときっとあなたにピッタリのMT車があると思います!
ぜひあなたのライフスタイルに合うMT車を見つけてみてください。

 

MT車

今はMT車というとマニアックな車に乗っているイメージかもしれませんが、
運転が好きな人なら誰でも気軽に楽しんでいいのではないかなと私は思います。
私はどちらかというとしっとりとドライブや旅を楽しむタイプです。
日本は山あり谷あり街ありだからこそMT車を楽しめるのではないかと思います。
あなたのMT車ライフのスタートにお役に立てれば幸いです。

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